2017年11月13日月曜日

メンテナンス

京都で注文住宅・木造住宅・木造建築・町家・数寄屋建築等の新築・リフォーム・古民家改修を行う工務店 一級建築士事務所


建具が落ち着くまで1年ほどかかります。
木製建具は湿気や気温により、固かったり、動きすぎたりと
既製品の内装建具、アルミサッシを使えばほぼノーメンテです。
1枚の建具の建てつけで走っていたのでは、棟数を捌く工務店やハウスメーカーの場合はやっていけませんので、クレームやメンテのかからない方向に住宅シーンは進化してますし、棟数が増えれば必ずそうなるはずです。
竣工させた棟数に応じてメンテも増えるので必然です。
大手が、建築に興味が無いのではなく、自然現象と言えます。
逆に小さい工務店が大手が物理的に手を出せない無垢材や手仕事に向かっていくのも自然です。大量供給と手仕事の良さが両立する日が来れば、大手の独壇場となるかも知れません。
一つ一つの建築に設計者が係る意味も無くなる革命が技術革新でできるかも知れませんね。

造作建具が高い理由は作る手間もありますが、建具屋がメンテで走るコストも入るからです。
高いし、クレームやメンテもかかるしとなると、何で使うんですかという事になりますが、単純にそれを補って余りある良さがあると思うからという単純な事しか言えません。


画家によるファームアニマル・畜産動物の鳥獣戯画を装った建具群など











大ガラスの木製嵌め殺し建具(建具という次元を超えてる感じは否めませんが・・)





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