2019年1月25日金曜日

そとん壁と和瓦の家 上棟

京都で注文住宅・木造住宅・木造建築・町家・数寄屋建築等の新築・リフォーム・古民家改修を行う工務店 一級建築士事務所


そとん壁と和瓦の家

さや管ヘッダー工法の設備配管

御影石の土台パッキンと檜4寸の土台の納まり




大黒柱の刻みです。八角の吉野檜6寸 
当現場の大工は馴染みのトミー。 
戸建て木造住宅のプロフェッショナル    日本人です




建て方  全て低温乾燥材の4寸軸組で作ります。



杉材の梁と檜の通し柱 香りと色が違います


構造の安定3等級で計算しているので構造面材で水平構面を固めます。
3倍の倍率をとるので合板が漢字の日の字に釘が打てるように3尺ピッチに受け材を入れます。




一部表しの意匠ですが大壁で隠すには勿体無いくらいの構造材です

杉材は源平(白太と赤太)が綺麗に分かれて乾燥の良し悪しが一目でわかります


ネオマフォームを屋根断熱材に入れて




いぶし銀のダンディーなクレーンやさんとトミー+大工4人衆により
なんとか無事に棟があがりました

杉材で構成した小屋組を美しく組むために下屋根の寄棟は
大変ですが全て手刻みとなります



2019年1月14日月曜日

大黒柱をめぐる家 基礎立ち上がり型枠組み

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大黒柱をめぐる家 


基礎ベース打設が終わり、レベル差のあるPLANが現れ、そこへ基礎立ち上がり型枠組みの工事を行っております。

 

単純な田の字PLANの中心に尺角大黒柱が鎮座し、その大黒柱にレベル差のついた内部と
外部空間が連結する計画です。どの現場でも棟上げまでが勝負です。



2019年1月12日土曜日

大黒柱をめぐる家   配筋工事

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配筋中の新築現場の様子








レベル差のついた計画です。
階段二段くらいのレベル差をつけて部屋の性格を変える計画です。


配筋の段階で給排水の逃げ工事を行います。
さや管工法で排水をとります。
地中にさや管を埋設して、その中に配管を行います。
実際に汚水が通る管はコンクリートには埋め込まない工法です。




この新築物件も低温乾燥の国産桧・杉を用いた計画で、現在甲賀市で構造材の製材が行われております。




2019年1月9日水曜日

そとん壁と和瓦の家      構造材の確認

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年末に基礎を打設し上棟準備の現場、構造材の確認の様子です。
雪がちらついております。


                       甲賀市

和室真壁に用いる背割りの入った4寸柱です


無地に近い上小節です


梁材は4寸の低温乾燥の杉材

ここから和歌山のプレカット工場に送られ、小屋組は現場で大工手刻みとなります。
想像以上に良い材料で一安心です。





2018年10月29日月曜日

壁と透湿

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解体工事の足場養生です。




大きな古家を解体して、新築工事を行っていきます。



旧市街地美観地区に建つ勾配屋根を生かした住宅となります。

高断熱を羊毛断熱材やネオマフォームで確保して高気密でなく適切な気密の透湿する家をコンセプトとして作ります。

低温乾燥構造材の骨組をあらわした明快な空間構成の中、活動の用途に合わせて明るい部屋と暗い部屋を作ります。


















2018年8月22日水曜日

低温乾燥材を求めて

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藤原京造営のためにおかれた田上杣、東大寺造営用におかれた伊賀の板蠅杣など滋賀県には古くから良材の代表的な杣(古代から中世にかけて大規模な伐採地のこと)があったとのことです。
縁あり伊賀杣の産地の低温乾燥材をSOLの新築で用いることができ、その製材所見学の模様です。




滋賀中央森林組合


天然乾燥をしながら出荷を待つ杉の梁材






この製材所では当然ながら一般に使われる高温乾燥材も納期の要求から在庫されておりました。
高温乾燥材は120℃で一気に高温で乾かすので内部割れが起こります。
ヘミセルロースが分解され材色変化や耐蟻性、含水率の低下などのいわゆる乾燥材問題が起こります。
伊賀杣に限らず徳島の中千木材さんでも耐蟻性の実験が行われており、耐蟻性の低下と高温乾燥の因果関係が問題視されております。




高温乾燥材の内部割れ

材色変化は顕著です。サンプルで頂いた材の比較です。
左が低温乾燥材 右が高温乾燥材 

源平;赤身(芯材)と白太(辺材)が見た目に分かれた低温乾燥材の自然な材色と比較し高温乾燥材は源平が目立たず、全体に焦げた感じの色になります。実際に匂いも焦げた匂いがします。

源平は新築直後はピンクと白で色がバラバラで少し野暮ったいと思われるケースもありますが、経年で落ち着いた色になります。


徳島杉に伊賀杣の杉も加わり、地産地消の観点からも、製材所見学の上でも近県の滋賀で良材が揃うのは有難いです。













2018年8月6日月曜日

地鎮祭

京都で注文住宅・木造住宅・木造建築・町家・数寄屋建築等の新築・リフォーム・古民家改修を行う工務店 一級建築士事務所


快晴の中、地鎮祭が執り行われました。






日当たりの良い敷地です。






猛暑・底冷え・大雨・台風・地震
とりわけアフターを見ていく設計施工の設計事務所としては設計の考え方を揺るがす現象が度々起こってきてます。
神主さんから縄文時代から人々は自然への畏怖を持って生きてきたという話があり、
畏れ多いという言葉は単に恐怖という意味ではなく、畏敬であり畏れおおい自然との共生であるという事を言っておられました。
自然との共生という概念はなんとなく聞きなれてしまった感がありますが、自然の猛威に直面して、実感として耐震の事、断熱材の事、建物を美しくする事、意匠とメンテの両立をすり合わせながら、作っていきたいと考えます。