2024年11月2日土曜日

鉄骨検査  接合部が重要

 京都で新築・リノベーションを行う設計事務所



鉄骨の検査の一コマ


鉄は粘り強く、鉄筋コンクリート造に較べると軽い為、非常に理想的な材料ですがその特性を

最大限生かすには接合部がちゃんとしている必要があります。

RC鉄筋コンクリート造は一体化して作れますが、鉄骨は接合部がボルトや溶接で行う為その

設計監理が重要です。


鉄骨組立工場では着々と躯体がつくられております



柱のベース


柱と梁の継ぎ手までを組立工場で溶接して作ります





重要な部分の梁と柱の接合部は完全溶け込み溶接を行います
完全溶け込み溶接は母材(鉄骨の梁柱)の強度と全く同じ強度を確保する必要があります

超音波検査で溶接部の完全性と見えない部分の鉄骨の厚みの検査です

パネルゾーンと呼ばれる柱と梁の接合部です


溶接部・厚みのチェックも合格です



0 件のコメント:

コメントを投稿