嵯峨で施工中の現場
ベースの型枠が設置されていきます。
本日は、杉板の型枠工事の打ち合わせです。
コンクリート打設の際に杉板を設置しておき型枠をばらしたときに下のような自然の杉板の模様をつける狙いです。
基礎の巾木(地面から30センチ程度見える外壁との間の部分)に模様を付けます。
施工法を考えていくと基礎工事と絡めていくと意外と問題が多々ありクリアしなければなりません。
本来はRC(鉄筋コンクリート)の型枠大工さんの専門分野で基礎屋さんは慣れていません。
鋼製の型枠では施工が不可の為、木製の型枠に杉板を張り付けたものを基礎屋さんの倉庫で組んで、杉板から灰汁が出る為、あらかじめモルタルを塗布してから流すなど結構工程が要りそうです。
型枠大工を連れてくるとすごいコストになるので
今回は基礎屋さんで何とかやりきろうという計画なのです。
お施主さんからはなんちゃってでいいんでと言って頂けているのですが、
そこそこ狙いたいところです。
型枠に使う杉板は浮造りと呼ばれる硬い冬目と柔らかい夏目に
凹凸差を付けたものを使って模様を付けます。
杉板にサンダーのブラシなどをかけて浮造りを作ります。
基礎型枠脱型の時にどんな感じで上がるか楽しみです。
0 件のコメント:
コメントを投稿