寄棟屋根の角の部分 45度の隅木の手刻みです
棒隅のさしがねによる墨付けの検討を行います。
隅木を刻む前に現場で墨付けのサンプルを作って確認です。
隅木は45°の為他の平行垂木と軒先を合わせるには底辺が√2倍になるので、
そこの刻みが非常にややこしいんです
また平行垂木の成が9寸(270mm)で隅木が尺2寸(360mm)の為その分隅木を沈めながら
90度の桁に食いつかせるわけです。大工の技術は奥が深い
さしがね術 図解 より抜粋
誰が考えたんでしょうか さしがね一本で三次元を作っていくんですね
表は普通の㎜単位で裏がその√2倍の裏目です。
無事墨付けと刻みが終わって 流石トミーの技が冴えます
おさまりました 甲賀市の低温乾燥の杉 非常に綺麗な材料です
上から見ると45°の部材(隅木)です
配付垂木を隅木に接合してあらわしの化粧屋根が出来ていきます
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