2017年1月26日木曜日

開口部

京都で木造住宅・木造建築・町家・店舗建築等の設計施工を行う建築設計事務所





左官壁と開口部の納まりです。
例によって隠し框です。
木製建具が外側を走りますので、切り取ったような開口部となります。
硝子が嵌っているいる状態では嵌め殺し窓に見える納まりです。

さらに特殊な納まりの開口部です。外部に走る木製建具が壁の中に滑り込むため、
室内からも外部からも建具の存在が消えます。
奥にある開口部が室内から見た建具で嵌め殺し窓のようにみえます。

仕上がると壁の穴だけになり穴から外がうかがえる感じになります。

外部と内部のつながっていく入口をサッシの存在を消して邪魔しないようにしたいということかも知れません。
建具が欲しいのではなく光だけが欲しいということでしょうか。




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