鹿王院の家 吉日に建て方を行いました。
建て方の日は大工やクレーン、ガードマンは忙しいですが、設計監理・現場管理者は段取りが終わっているのでほぼ安全対策のみの仕事になります。
木造に限らず、現場は建て方までの構造材の選定や搬入計画、各部納まりや各部の高さなどが全てです。
確認申請では法規上の高さが削り出されていますが、施工の段階では、構造計算による梁成と耐力壁の有効高さ、意匠上の要求からの高さ、設備の納まりなどから構造材の長さ(階高)を決めます。
設計監理・現場管理者としてはこれから造作材、開口部など細部の納まりを実際の現場とすり合わせて肉付けしていきますが、実は仕事は8割以上終わっていると言っても過言ではありません。
良い仕事ができたかどうかの成否がこの時点で決まります。
逆に建て方までの集中度が低いと取り返しがつかないという事になります。
クレーンは明日香重機 棟梁は草木親方です。
天気もなんとかもってくれています。
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