京都で木造住宅・店舗等の設計施工を行う建築設計事務所である弊社での一コマ
現在一般公開されている藤井厚二の第五号実験住宅なる聴竹居に触れる機会を得ました。
藤井厚二は京都帝大で教鞭をとりつつ自邸にて実験的な試みをリアルに建築表現として行い、1世紀ほど前の当時においては先進的であった環境負荷が低く、地熱、太陽熱の利用等、パッシブ的な思想や宮大工のハネギといった構造的な試みを行いその時代を突き抜けた特異な建築家として位置づけられています。
日本の名作住宅は大抵天井高が低いことが多いのですが、聴竹居においては和室を8尺(2400)とし、
居間を9尺(2700)と設定されておりそれが意外と間延びせず、いい空間のたまりを構成しています。
和室を8尺とした理由は、和室を西洋の椅子式の高さとそろえる為、居間より1尺(300)あげる事で、当時の西洋居住文化を日本の文脈の中で再構成したという事のようです。
本日は晴天に恵まれ、新緑の中でモダニズムの夢と呼ばれる建築に浴しました。
2015年4月29日水曜日
2015年4月11日土曜日
素材がぶつかる家
京都で木造住宅・店舗等の設計施工を行う建築設計事務所である弊社で現在進行中のプロジェクト
素材がぶつかる家竣工写真
御施主さんにご協力を頂き竣工写真を撮らせて頂く機会を得ました。
撮影は写真家の岡田大次郎さんによるものです。
自然光をうまく捉えて頂きました。
素材がぶつかる家竣工写真
御施主さんにご協力を頂き竣工写真を撮らせて頂く機会を得ました。
撮影は写真家の岡田大次郎さんによるものです。
自然光をうまく捉えて頂きました。
エントランスへのハイサイドライトからの自然光
エントランス アールの開口と天井・玄関戸の直線
スケルトンの階段とスティールの直線
梁が中庭へとFIX硝子を飛び越えて内部から外部へと連続していきます
無垢材のシンプルな空間に家具がマッチしてます
シンプルな家具とダイニングゾーン
各所要室がリニアに連続していきます
2015年4月1日水曜日
野のイエ
京都で木造住宅・店舗等の設計施工を行う建築設計事務所である弊社で現在進行中のプロジェクト
野のイエ、ボリューム検討を行っております。
全方向が野に開かれ、それでいて田舎の田園風景ではない洗練された稀有なロケーションに住宅を計画しております。
スキップフロアの床スラブは敷地の自然な傾斜に合わせて浮いた感じで計画しております。
屋根は小屋束を用いず、三角形のトラス構造で構造的に成立させ、屋根構面を固め、大屋根の架構の持つ純粋性を高めた空間を目指します。
野のイエ、ボリューム検討を行っております。
全方向が野に開かれ、それでいて田舎の田園風景ではない洗練された稀有なロケーションに住宅を計画しております。
スキップフロアの床スラブは敷地の自然な傾斜に合わせて浮いた感じで計画しております。
屋根は小屋束を用いず、三角形のトラス構造で構造的に成立させ、屋根構面を固め、大屋根の架構の持つ純粋性を高めた空間を目指します。
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