2015年3月27日金曜日

京都 町家リノベーション 

京都で木造住宅・店舗等の設計施工を行う建築設計事務所である弊社で現在進行中のプロジェクト


二条の町家全面改修

裏庭を包んだミニマルな町家の計画です。
現場とのすり合わせを行いつつ実施図面を検討しております。




内部の柱や梁等の構造材はほぼ新調する必要がありますが、側柱(カワバシラ)は全て通し柱で、
カズラ石から母屋まで鉛直荷重を外壁で荷重を支える京町家の木構造は健在でやりがいのある物件です。

現代のエッセンス・構造補強を加えつつ生まれ変わる京町家を実現するべく知恵を絞ります。



2015年3月23日月曜日

素材がぶつかる家

京都で木造住宅・店舗等の設計施工を行う建築設計事務所である弊社で現在進行中のプロジェクト

素の建築をつくろうと思います

素材がぶつかり合う事で建築を構成するようなできるだけ素の建築をつくろうと思います。

装飾を削ぎ落とした素材の建築になれば良いと考えます。

主に京都で木造建築設計を行っている弊社では、地産地消で地元の産材を使いたいという思いを常に持って仕事をしております。できるだけ大黒柱などの、主な構造材を地元のもので構成することをこころがけております。

素材がぶつかる家では、土台を栗材を用いて構造材の柱全てを桧の4寸とし、仕上げ材も天然石・土(漆喰等の左官材料)・天然木・ガラス・鉄という素材を尺寸モジュールという秩序の中でぶつけあって構成しました。

米松の梁は1尺の大黒柱硝子を超えて中庭へと外部に突き抜けていきます。

砂漆喰の壁・無垢材・木製建具・硝子
北の開口部からの安定した光・スチール・無垢のスケルトン階段
中庭からLDK・外壁の左官壁・木製建具・硝子

2015年3月20日金曜日

素材がぶつかる家

京都で木造住宅・店舗等の設計施工を行う建築設計事務所である弊社で現在進行中のプロジェクト

素材がぶつかる家 竣工間近です。
米松の梁が中庭まで連続していきます。
梁と梁の間はFIX硝子がはめ込まれ視線が抜けるようにしました。
中庭ができるといい感じになりそうです。