2017年5月19日金曜日

杉の長尺梁

京都で注文住宅・木造住宅・木造建築・町家・数寄屋建築等の新築・リフォームを行う工務店 一級建築士事務所

卍組トラスの家

徳島から来て徳島へかっこよく去っていく超ロングトラック! 


10mの一本物の梁が到着 前夜に京都に入ってスタンバイをしてもらってました。
何か虫が知らせて再確認したところ、前日に徳島を出たトラックにユニック(梁を吊るアーム)がついていない事が判明、これはやばい、危機的状況!!

手おろしするのは不可能。神はいるものです。急遽フジケンさんが気良くユニックを手配して難を逃れ、無事に搬入。フジケンさんのドライバーさんがJAF以上の雄姿に映ったのは間違いありません。

徳島の長距離トラックの兄さんが「京都でこんな梁が流行ってるんですか?」と運んだことがないとのことでどんな家ができるかHP見ますわと興味津々
自分が運んだものがどんなものに変わるのかという感じです。
建築はほんとにたくさんの人が係る交差点です。


こんな長尺の梁はSOLでもさすがに使ったことはありません。頑張れば意外と揃うもんですね
前例のない事が実現できるのも、設計施工で直接産地の製材業者さんと話せるという利点です。
徳島で育った杉を長いまんま使うという贅沢に与り、10mでしか組めない構造のダイナミックな架構にこれから組み上げていきます。




50分の一の構想から原寸の建築へ
墨付け作業が始まりました
杉の梁材がこれから住宅を支えていきます










2017年5月17日水曜日

原寸

京都で注文住宅・木造住宅・木造建築・町家・数寄屋建築等の新築・リフォームを行う工務店 一級建築士事務所



卍組トラスをによる木造新築工事も棟上げにむけ原寸での検討を行っております。


10mの徳島杉の梁を22本用いて卍トラスを構成します。
卍組トラスを通して南から太陽光を入れる企てで進行しております。
何せ10m一本物の杉材です。一般に流通している桁材は通常6mが最長です、
それには搬入のことや、現場での施工性、資材の管理など、常識的な寸法になるのですが、
今回は構造的デザイン的にも一本で行こうということで、揃えてくれた中千木材さんも凄いですが、棟上げも一大イベントになりますね。
Dボルトという金物も活躍します。


Dボルトによる納まり



羽子板ボルト等と同じ機能ですが 綺麗に納まります。



2017年5月1日月曜日

鳥居本の家


京都で注文住宅・木造住宅・木造建築・町家・数寄屋建築等の設計施工を行う工務店 一級建築士事務所  



岡田大次郎さんに撮影して頂きました。