2014年8月26日火曜日

WM Vories  耐震改修

ほぼ竣工

園長よりウマ宿っぽくなりましたねというお言葉を頂きました。
イエスが生まれたウマ宿の事のようです。
教会は皆さんが世代に渡って慣れ親しむ空間ですので、できるだけ厳めしい主張が少なく柔らかい感じで耐震改修ができればという事で始めたプロジェクトです。
幼稚園の休み1ヶ月の中で完了するという制約とヴォーリズ建築であるという点からも既存の意匠を触らずに内部にユニットを組み込むという選択としました。
意匠上の点では史学的な見地からは賛否両論があると思われますが、柱の劣化が臨界点に来ているという危急の要求と厳しいコスト・納期の中において実現可能な強い架構を組めました。

伽藍配置のようですね

2014年8月25日月曜日

2014年8月21日木曜日

W,M、Vories 耐震改修

卍組トラスがようやく全貌を現し始めました。
風雪に耐えて磨かれた北山丸太+職人の現場力
末口4寸の北山杉のトラスもホールのスパンからすると繊細に見えます。
柱脚の納まり


2014年8月14日木曜日

W,M Vories 耐震改修

さらに床水平構面を固めます。

中央部の桁材に対して卍接合トラスを仕込む為のフレームが組まれました。

京都府内産北山丸太を用いた卍接合耐震フレーム

2014年8月13日水曜日

2014年8月12日火曜日

W,M Vories教会 耐震改修

卍組トラスの接合部の刻み 仕口
丸太なので刻みが結構大変です。


作業風景  熟練の棟梁

大方の刻みも終了し、いよいよ躯体に取り付け作業開始です。

躯体への取り付け